2010年03月27日

京大病院インスリン事件 看護師を殺人未遂容疑で再逮捕 京都府警(産経新聞)

 京都大学付属病院(京都市左京区)で入院中の女性患者(94)が一時意識不明になり、血中から高濃度のインスリンが検出された事件で、京都府警は21日、不必要なインスリンを多量に投与したとして、殺人未遂容疑で同病院の看護師、木原美穂容疑者(24)=同区吉田下阿達町=を再逮捕した。府警によると、ほかの患者数人にも不必要な薬を投与したことをほのめかしているという。

 逮捕容疑は昨年11月14〜16日、女性に多量のインスリンを投与し低血糖状態に陥らせ、殺害しようとしたとしている。女性はその後回復し、退院している。

 府警によると、木原容疑者は3日間に少なくとも2回、点滴からインスリンを投与したと認めており、「自分の勤務時間に患者の急変が多いことをからかわれたり、職場の人間関係に悩んでいた。なぜ投与したかうまく説明できない。申し訳ないことをした」と供述しているという。

 病院関係者によると、木原容疑者は長野県の看護大学を卒業後、同病院に就職し2年目だった。おとなしく無口で、上司に言われた仕事を淡々と完璧(かんぺき)にこなし、周囲からは「まじめ」「優秀」と評価されていたという。

 再逮捕を受けて同日、京大病院の一山智副病院長らが会見し「被害に遭った方々にわびたい」と謝罪。病院側の聞き取り調査で、現場から「昨年8月以降、木原容疑者の担当する患者の急変が多い」という声があったことを明らかにした。

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2010年03月26日

独自の排出枠制度を検討=直嶋経産相(時事通信)

 直嶋正行経済産業相は26日の閣議後会見で、二酸化炭素(CO2)など温室効果ガス排出量の「25%削減」を達成するため、低炭素型インフラの輸出を通じた独自の排出枠制度を検討する考えを示した。その上で、導入へ向け「国際的に主張していく」と述べた。
 具体的には、新興国や途上国と2国間協定を締結し、日本企業が輸出した原発や新幹線など低炭素型インフラによって減らした温室効果ガスを、日本の削減分に算入する仕組みという。インフラ輸出推進と地球温暖化対策の両立を狙う。 

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2010年03月25日

<英国大使館別荘>栃木県へ譲渡 アーネスト・サトウが建設(毎日新聞)

 栃木県日光市の中禅寺湖のほとりに建つ英国大使館別荘が4月1日に栃木県に無償譲渡される。別荘は英外交官として幕末から明治にかけて活躍したアーネスト・サトウ(1843〜1929)が1896(明治29)年に建てた。県は別荘を改修後、一般開放するための整備を進める方針。【浅見茂晴、葛西大博】

 標高約1300メートルの湖畔は明治以降、避暑地として数多くの大使館別荘が建てられた。明治末期には30カ国の別荘があり、英国は最も古い。木造2階建て延べ床面積は約495平方メートル。外観は和風建築だが、室内には暖炉などがある。現在、湖畔に建つ四つの外国大使館別荘(記念公園含む)の中で最も眺望がよいとされ、2階からは紅葉で有名な八丁出島が眼前に広がる。

 明治以降、日光が観光地として発展する過程などを記した「日光避暑地物語」(平凡社)などの著書がある元市職員、福田和美さんによると、英国大使館通訳だったサトウが、湖畔の家を借りて夏場を過ごした際、現地を気に入り、明治天皇から土地を提供されて別荘を建てた。その後、大使館別荘として使用したという。

 別荘は老朽化が進み、2年前から使われていなかった。09年1月に大使館側から県に譲渡の打診があった。時期は未定だが県は補強工事後、一般公開する。福田富一知事は「歴史的な建築物を譲渡していただけることになり、大変ありがたい」と話した。

 サトウは「一外交官の見た明治維新」の著者として知られる。

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